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博多名物、とりまぶし。
郷土の食文化から生まれた洗練の鶏料理、ここに極まる。

 

福岡には昔から水炊きや焼鳥など、鶏肉を使った独自の食文化がございます。
「とりまぶし」は、これら郷土料理の魅力をより研ぎ澄ます中で誕生いたしました。
秘伝のタレで香ばしく焼き上げた鶏をごはんにのせた「とりまぶし」は、薬味や水炊きのスープを加えると
さらに幾重にも至福の味が広がります。
博多にお越しの際にはぜひ、洗練を極めたこの博多名物をご賞味ください。

 
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素材 × 焼 × 味

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―食材―

 
 

華味鳥

鶏肉は九州産銘柄鶏の「華味鳥」。淡く美しい桃色の身は適度な水分を含み、加熱すると適度に弾力のある食感や、上品な旨みと風味が際立ちます。飼料の選定や飼育環境の管理が徹底しているため鶏肉の臭みやクセも感じられず、どなた様にも安心してお喜びいただける食味が魅力。当店ではこの「華味鳥」をもっとも良い状態でお召し上がりいただけるよう、常に新鮮な肉を部位ごとに仕入れてご提供しております。

 
 
 

お米は佐賀県産の「たんぼの夢」を使用。粒が大きく、炊き上がりは程よい粘りがあり、上品な香りが広がります。「とりまぶし」のようにタレをかけて、しっとりと仕上げる料理と抜群の相性を誇ります。当店ではこの米を釜炊きし、ふっくらと炊き上げています。

 
 
 

野菜

鶏料理に欠かせないキャベツなど、料理に使う野菜や果物は福岡県産を中心に、季節ごとに最も良いコンディションのものを厳選して使用。仕事への思いに共感できる生産者との絆も大切に時間が許す限り産地に赴き、作物が育つ環境にも目を配っています。

 
 

―器―

 
 

小石原焼

見てよし、持ってよし、使ってよし。お料理を盛り付ける器は、福岡県朝倉市東峰村で作られる小石原焼きをご用意しました。職人の技が際立つ繊細な刷毛目と飛び鉋の表情、手にした時の温かみのある使い心地が、料理のおいしさをさらに引き立てます。

 
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焼き

厳選した食材の魅力を引き立てるのは、鍛錬を重ねた職人の技です。香ばしい鶏皮と、やわらかなもも肉と、両方の食感をお楽しみいただくために、それぞれに適した火加減で別々に焼き上げます。秘伝のタレは二度に分けて肉に馴染ませ、鶏肉本来の繊細な持ち味を生かしつつ味を足してまいります。焼き上がる過程の音や香り、焼き色のわずかな違いを見極めるのも大事。「五感で焼く」職人の技があってこそ、五感に響くとりまぶしが完成いたします。

 
 
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4つの味わい

秘伝のタレで香ばしく焼き上げた鶏を、ごはんにのせた「とりまぶし」。お客様の数だけ、楽しみ方がございます。基本の食べ方をご参考に薬味や半熟玉子、当店特製の水炊きスープで味や香り、食感に変化をつけながらご賞味ください。

 
 

 名物「とりまぶし」の美味しい召し上がり方

(4回に分けてお召し上がりください)

 
 

〈一杯目〉

まずは、そのまま召し上がれ。

おひつの蓋を水炊きスープに乗せておくと、スープが冷めにくくなります。

 
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〈二杯目〉

お好みで7種の薬味を加えてよし。

薬味をブレンドすると、味の世界がまた広がります。

 
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〈三杯目〉

半熟玉子をかけてなおよし。

味も食感もまろやかに変化いたします。

 
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〈〆〉

水炊きスープをかけるとさらに美味し。

当店特製水炊きスープの滋味に富んだ風味で食後感も軽やか。